MY WAY MY LOVE『Nothing is difficult to those who have the will』〜JAPAN TOUR FINAL@下北沢SHELTER

Nanaki2006-09-05

 本当に素晴らしいライブでした。今まで見たマイウェイのライブの中でも一番良かった。今の現在進行形のMY WAY MY LOVEを僕らに示してくれただけでなく、これからの可能性を予感させる素晴らしいライブでした。

 7時過ぎ頃にシェルターに到着し、中に入ったらどうやら一番乗りだったらしく焦った。しかたなくフライヤー読んだりステージ前行って足元のエフェクターをじっくりと見たりした。こんなこと滅多にできないし。村田さんのビッグマフ、すごい古い。いつのだろアレ。そりゃすごい音するわな。8時開演に近づくにつれて徐々に人も増え始める。最終的には50人くらいでしょうか?それでもいつもより(対バンライブよりも)人が多いのがなんとなく嬉しい。しかも全員マイウェイ見に来てるんだし。ウヒヒ。
 8時5分過ぎ頃、ライブスタート!入場BGMってこんなんなんだ。はじめて聴いた。村田さん咥えタバコで登場。続いて大脇さん、広江さんも登場。やっぱりワンマンだとお客の盛り上がりが違う。登場だけでこの盛り上がり、最高。
 
 うろ覚えセットリスト
 
 1.sports
 2.KILL YOUR IDOL
 3.otokonokoonnanoko
 4.INTERNATIONAL XX
 5.SPEED VS DISCORD〜SPAZZ YOU
 6.???(初聴き。新曲?)
 7.BEEF
 8.THE RAINBOW SONG
 9.wreck low
 10.sound of gold
 11.???(これも初聴き)
 12.TV eye (Iggy Popカヴァー!)
 13.super fresh
 14.captain
 15.ovo
 
 ENCORE
 16.FLAKE
 
 たしかこんな感じだったような気がします。とにかくマイウェイのテンションもアがりっぱなしでお客もアがりっぱなし。村田さんが曲間にすごく微笑しながらこちらを見ているのが印象に残ってる。対バンライブではものすごい目つきとオーラを放っている村田さんもワンマンだとこんな感じなのかな。めっちゃええ人そう。あんな激しいライブしてる人とは思えない。しかも曲間中にお客が『フウゥーーーッ!』叫んで煽ってると『違う、フウゥゥフゥゥゥーーーッ!だ!』と直接指導。いつも無口な村田さんも意外とお茶目です。たっぷり一時間半、16曲。もう悶絶しまくりでした。特にクライマックスは圧巻。『captain』も物凄くノイジーで狂ってた。そして『ovo』でドラムダイヴ!そこで一旦終了するが、アンコールで登場。村田さん『帰れよ!』と言いつつも『じゃ、最後一曲だけやるから』と『FLAKE』。
 『FLAKE』、この曲のラストは本当に筆舌しがたいパワーを放っていた。大脇さんのドラムを叩き壊すかのようなドラミング、広江さんの重々しく響くベース、村田さんのノイズ全開のギターと痙攣を起こしているかのようなあの動き。この場を飲み込むような、混沌としたサウンドに身震いした。あの場はまさしくカオス。そしてドラムセットダイヴ!物凄い勢いで突っ込んだ。突っ込んだまま、村田さんと大脇さんは動かない。その間ずっとフィードバックノイズと歓声が響いていた。一分くらいだろうか、やっと目が覚めたかのようにゆっくり起き上がり、『Thank you!』と言い、手を振って去っていった――――この衝撃のシーンは本当に目に焼きついて離れない。
 
 
 とにかく凄い、衝撃のライブで幕を下ろした今回のツアー。MY WAY MY LOVE、改めて凄いバンドです。これからも頑張ってほしい!WE LOVE MY WAY MY LOVE!!