ということで100%自分主観で書かれる今年の自分のなかでの音楽総まとめ。
今年聴いた邦・洋楽の自分の中でのベストヒッツを簡単に。
まずは今年一番に買って、今年の一番のベストヒットとなった
ZAZEN BOYS。もうコレは何回聴いたかわからないくらい聴いた。最初聴いたときの印象が『?』だったのが次第に『!』に変わっていく感覚が未だに忘れられない。生々しい音と向井の新しいスタイルのボーカル、
プログレッシヴで切れ味抜群の
サウンドは向井の音楽的バックボーンの深さを思い知らされる。ベストトラックは『自問自答』『SI・GE・KI』『USODARAKE』『YURETA YURETA YURETA』など。てか全部良いね。一曲目から最後までの流れもバッチリ。セカンドも良かったけどやはりこのファーストの
インパクトがすごい。ライブも行ったし、ライブ盤も良かった。とにかく今年一番の名盤。コレで先日の
アヒト脱退がなければすごく良かったなぁ…。
そして自分の最愛のバンド、
the pillows。今年は15周年ということでいろいろ
スペシャルな企画が多く、いろいろ楽しませてもらった一年だったなぁと思う。セルフカバー、トリビュート、ライブではケミカル
バンプショウ、916アニバーサリーライブ・・・そしてこの新作『GOOD DREAMS』。まさに『最新作が最高傑作』の異名を持つ
ピロウズ、今作もまさしくそれにふさわしい傑作アルバム。アルバム全体の流れが本当に秀逸に出来ていて一曲目が始まったら最後まで聴かないと気が済まないくらい。そしてまたもう一周聴きたくなるという中毒性が高かった。特にお気に入りな曲は『オレンジ・フィルム・ガーデン』『New Year's Eve』『BAD DREAMS』『GOOD DREAMS』『Rosy Head』など。先日のインストアライブでの盛り上がり具合ではやはり『Rosy Head』がダントツでカッコよかったなぁ。今週の
リキッドルームのライブでも楽しみデス。まだまだこれからだぜ!
ピロウズ。
そして
くるり。このアルバムもかなり聴いた。新しくドラムセットプレイヤーに
クリストファー・マグワイアの加入後の初アルバム。そのせいか前作『THE WORLD IS MINE』とは一転、原点であるロックンロール
サウンドに立ち戻った快作。
民族音楽のようなギター
サウンドが印象的な『RACE』は個人的ベストトラック。あとお気に入りは『Morning Paper』『花の水鉄砲』『バンドワゴン』など。岸田さんもかなり音楽的バックボーンが広そうだなぁ。あと残念なのは早々とクリストファーが脱退してしまったことですね。音の深み・バンド
サウンドが広がって、これからが楽しみだっただけに残念。あと
くるりで言えば『
ジョゼと虎と魚たち』のサントラ・主題歌『ハイウェイ』も良かった。去年出たやつやけど。映画は今年観たってことで一応あげとこ。
ちょっと長くなったんで次回に続く。