2004年の自分的音楽(以下略) その2。

 なんか前回ちょっと長々と書きすぎたんで短めにして出来るだけ多めに紹介しよう。
 

LOST WORLD’S ANTHOLOGY

LOST WORLD’S ANTHOLOGY

 ストレイテナーのメジャー1stフルアルバム。今まではホリエさんとナカヤマさんの二人だけだったのが新たに日向秀和ZAZEN BOYS)がフルサポートすることになった前シングル『TRAVELING GARGOYLE』で一気に音の広がりが増した、満を持してのフルアルバム。全体的にスピード感のあるパワフルな曲が多いけど、テナーはスローテンポな聴かせるナンバーも名曲が多いと思う。特に『奇跡の街』『DJ ROLL』は自分の中ではお気に入り。他には『DON'T FOLLOW THE LIGHT』『MAD PIANIST』『FREEZING』『MAGIC WORDS』など直球テナー節炸裂のロックチューン満載の傑作。テナーも今年一気に知名度が上がったなぁ。自分は『Silver Record(asin:B00006L4HG)』でテナーを知ったんだけど、一昨年の年末だったっけな?その後『SKELTONIZED(asin:B000063KVB)』の『ROCKSTEADY』で一発で好きになったんだよなぁ。ベースレスはやっぱり音がスカスカになっちゃって迫力がなかったのがダメだったんだなぁ、曲はすごく良いのに。もうベースレスには戻れないだろうなぁ。来月一年ぶりのアルバム『TITLE』もかなり期待してます。
 
アラモルト

アラモルト

フジファブリック

フジファブリック

 次はフジファブリックから2作。『アラモルト』はインディー2枚のアルバムからピックアップして再録音・マスタリングしたベスト盤的なアルバム。『花屋の娘』の鍵盤の威力にはやられた。志村さんの癖のあるボーカルもかなり味があり、独特の雰囲気をかもし出しているのも魅力的。独自の世界観のある歌詞も良い。大正・昭和あたりの情景がふと頭をよぎる、不思議な懐かしさがこみ上げてくる曲が多い。お気に入りは『ダンス2000』『環状七号線』など。
 そして先月発売された『フジファブリック』。シングル曲が多く実験的な曲が多かったけどそれが逆に新鮮だった。特に『TOKYO MIDNIGHT』は「ジャッ!ジャッ!」という全員で音をかき鳴らすイントロで始まって、途中で転調するプログレにあるような展開は驚いた。他にも『TAIFU』のスピード感のある曲、『サボテンレコード』のミディアムテンポ、『夜汽車』のスローテンポの曲など、音の幅が広い。これからがとても楽しみ。ライブも今度行きたいなぁ。
 
 っとまた長くなったのでここからはザッとスマッシュヒットしたものをまとめて。
 
CHECK

CHECK

BATTLE OF MY GENERATION

BATTLE OF MY GENERATION

Sports Wear

Sports Wear

 ERSKINはこの限定ミニアルバムは良かった。その後でたフルアルバムはなんとなくイマイチな感じ。悪くないんだけど。髭はこの前買ったばっかりだけど良かった。久々にインディーではスマッシュヒット。sportsはコレはシングルだけどすごく聴いた。この前出たアルバム聴きたい。
 
 とまぁ、邦楽に関してはこんな感じでしょうか。今年はあんまりCD買えんかったなぁ…。偏ったモンばっかりでスンマセン。何かの参考になったら幸いデス。
 
 次回は洋楽編。