いつだって少年は輝いている。

Nanaki2007-03-04

 毎週休みの日曜日は行き着けの喫茶店『アンバー』(仮名)に行くことが最近の日課になっている。今日は天気も良く暖かい。いつもは朝のこの時間は僕しか入ってない喫茶アンバーにも春の暖かさに誘われた人が。とりあえずいつものブレンドとトーストを注文。この喫茶アンバーはマスターひとりなので三人もお客が居れば忙しいほうなんだとか。程なくして僕以外のお客はいなくなり、珈琲とトーストをかじりながらマスターと世間話し。この何気無い雰囲気が好き。毎週の楽しみになっている。珈琲を飲み終わりアンバーを出て家に戻る。洗濯をしたり昼飯食い終わったら当てもなく散歩。暖かい風が気持良く足取りも軽い。気が付けば一駅分歩いてしまっていた。駅前をウロウロしたり美味そうなソフトクリームを買って食べながらまたウロウロ。知らない道を歩く、この感覚が楽しい。知らない家があり知らない人が住んでいて知らない生活がある。そんな知らない生活を勝手に想像しながら歩いているといつの間にか夕暮れ。流石に三時間歩くと疲れたので帰りは電車で帰る。あんなに歩いたのにあっという間に自分の住む町に。晩飯の買い物をして家路につく。
 そんな一日をLOST IN TIMEの新譜をずっと聴きながら過ごしていた。海北さんの純粋なまでの歌声が何気無い生活の中にある感傷的な部分を浮かびあがらせる。良いアルバムです。新生LOST IN TIMEの決意が表れている。今日は終わる、けど明日は来るのか。それは明日が来れば分かる。