過ぎ去りし夏の日。

　9月になった途端、あの暑かった夏は消え去りすっかり秋の気配。ゆっくり秋に近付いていく寂しさを味わうことなく夏は終わってしまった。ちょっと切ない。そんな秋めいたこの頃ですが、僕はまだレゲエを聴いて過ぎ去った夏を思い出しています。
　最近買ったLINTON KWESI JOHNSONがすごくお気に入り。ダブ・レゲエの音楽にのせて語りのようなボーカルスタイル、今言う所のラップに近い気もする。80年代の名盤『BASS CULTURE』（写真はジャケ）。コレもTHE POP GROUP同様デニス・ボヴェールのプロデュース。語りのようなボーカルが重いベースと重なって、全体的になんか重量感のあるサウンド。まさにベースカルチャー。暗いんだけど力強い。デニスのダブ処理でより深いサウンドが聴けるダブ盤も良いらしいので今度買って来よう。
　
　今年の秋の夜長はダブ・レゲエを聴いて過ごそう。