ただそこにある物のように、生きたいんだ意味もなく。

　今日は久々に何も考えず何もせず、ゆっくりした休日を過ごした。ここ最近はずっと仕事に追われ、今もまだ追われているけど、さすがにココロもカラダも疲弊しきっていて、何もしたくなかった。仕事は何でするのか、と聞かれれば今僕は『何もしたくないから仕事する』と答える。一見矛盾してるようだけど、こういう何もしない時間を得る為に仕事している。何もしないといってもホントに何もしないわけではなく、何でもない時間を得るため、と言ったほうが正解か。そんな時間を得るために仕事に時間を費やし、金と時間を得る。不思議な話だ。時間を得るために時間を費やす。でも時間を費やせばその分時間を得られるわけでもなく、どんどん時間は減っていく。そして時間はいつか無くなる。明日かも知れないし、まだ先かもしれない。限られた時間で、僕はどれだけ自分の時間を得ることが出来るのだろうか。そしてどれだけ他の人と時間を共有することができるのだろうか。
　
　そんなことを考えながら、時間は過ぎていく。