MY WAY MY LOVE@下北沢MOSAiC

　ワンマンから一ヶ月が経ち久しぶりのライブ。この日のマイウェイは正にブッ飛んでいた。あのワンマンである意味出し切ってしまったように思えたけど、まだまだ底知れない。はっきり言ってあの夜はワンマンよりも個人的にはアツかった。やっぱりあの何もかもをつっぱねてただひたすら限界まで音を捻りだしブチ撒け、すべてを圧倒するあのパワーは形容しがたい。
　セッティング時のBGMも変わって（なんかぶつ切りの曲を寄せ集めたみたいなヤツだった）、いつもとなんか雰囲気が違っていて『今日はなんかある』と本能的に感じ取った。その予感は当たった。一曲目は『blue lemon in the red sky』!（Youtube映像では『in the red sky blue lemon』になってますがどうやら前記述が正しいようです）これが生で聴けるとは！これが聴けただけでも今日来た甲斐があったよ！ほんとこれめちゃくちゃカッコいい。またモザイクのあの雰囲気にものすごくマッチしてる。最高。これも早く音源化してほしい。そしてここからぶっ飛んだセットリストが続く。そしてこの日の村田さんは動きが完全にイッちゃってた。壊れたおもちゃが止まらなくなってしまったかのような激しくカクカク動き、涎が飛び散るほど首を上下に振りまくり、壁に向かって何かを言っては蹴りを入れたり、ずっと裏声気味に叫び続けていた。歌詞も半分くらいアドリブもしくは適当な歌詞で歌っていた。完全にぶっ壊れていた。『PARTIES』のラストではぶっ倒れて続く『THE DEVIL SONG』のドラムイントロが始まっているのに床でずっとウネウネしていた。とにかく終始村田さんはイカれてた。
　『ACUPUNCTURE MAN』『P.I.E』と続き村田さんが『終わり！』と叫び今日は終わりかな、と思ったら広江さんがすかさずサイレンのスイッチをONにして『まだやりたい』と無言の自己主張（笑）。村田さん半笑いで広江さんの方を向いて『…じゃあもうちょっとやろう』とライブ続行。広江さんって意外とアグレッシブ。そして『captain』でもまた村田さんの奇行が。途中でギターを放り出し、ステージに降りて屈み気味に後ろへ。何するのかと思ったら照明室のある二階へ。『まさかそこからダイブするつもりかッ…!?』と一瞬ビビッたが、手すりにぶら下がりブラブラして降りるというだけでした（笑）そしてステージに戻り再開。そして最後は『ovo』でドラムセットダイブ！壁を蹴って思いっきりダイブしてました。ホントに今日はレアなライブを観れた気がした。
　
　
　『blue lemon in the red sky』は他のとこでもやってるのかなぁ？長いことやってなかったのに今回やったってことはそろそろ音源化が近いってことなんでしょうか。これはシングルでもいけるくらいカッコいい。楽しみすぎる。
　
　次は三軒茶屋HEAVEN'S DOOR。行けるかなぁ…。